事例紹介CASE STUDY

和菓子 楚々

概要

「和菓子 楚々」の商品開発・パッケージディレクションを担当しました。

和菓子 楚々の原点は、港町・横浜中華街の中心で100年近く続いた和菓子屋「田中家」祖母の実家が営んでいた和菓子屋の記憶。

受け継がれてきた“日本の味”を、現代のライフスタイルに溶け込む“新しい和菓子のカタチ”へ再編集し、手に取る瞬間から余韻までを含めた商品体験として設計しています。

伝統の味を守りながらも、東京らしい感性で「贈りたくなる」「語りたくなる」和菓子へ。

中身は本物、体験は新しい。手に取る瞬間から余韻までを含めて中身と外側を一体で磨き上げる「楚々らしさ」をつくるプロダクト開発を行いました。

コンセプト

コンセプトは、「老舗の味 × 新しいスタイル」
現代のライフスタイルに溶け込む“新しい和菓子のカタチ”を大切に設計しました。

下町の和菓子屋にある懐かしさや温かみをルーツにしながら、若い世代や外国のお客様の感性にも自然に届く、新しい楽しみ方を提案すること。
「美味しそう」「どんな味だろう」「可愛い」「新しい」=食欲・好奇心・感性を刺激し、思わず誰かに話したくなる和菓子体験へ。
SNSや口コミで広がる“現代型の和菓子”を目指しました。

商品へのこだわり

伝統の味はそのままに、体験価値を更新する。
楚々がこだわったのは、味の継承と同時に「開ける・香る・眺める・選ぶ」という五感のプロセスまでデザインすることでした。

DANGO:1本ずつの個包装(クリアパッケージ)
団子は、これまでにない“個装されたクリアパッケージ”を採用。
1本ずつ丁寧に包み込み、味ごとの香りや開封のワクワク感を最大化。「1本=ひとつの体験」として成立する設計にしました。
またギフト用の6個BOXや団子が重なって中身が見える
オリジナルのお持ち帰り用のポリ袋も制作。

SUAMA:宝石のようなキューブ型へ
昔ながらの“大きいすあま”を、フレーバーをまとった小さなキューブに再構築。
ひとつずつゆっくり、お茶と共に味わう設計にすることで、和菓子を「嗜む時間」へとアップデートしました。

焼き菓子セット:唯一無二の“パズル構造”
箱を開けた瞬間に驚きが生まれるよう、複雑なパズルのような構造でセットを設計。
整然とした美しさと遊び心を両立し、“ギフト体験”としての独自性を高めました。


BLACK CUBE CASTELLA:麻炭を使用した“黒いカステラ”
デトックス効果が高いとされる麻炭を使用した、こだわりの「黒いカステラ」を開発。
キューブ型にすることで食べやすさと品の良さを両立し、1つずつ個包装にすることで、一人でも気軽に楽しめるプロダクトとして設計しました。
さらに、手土産として持ち運びやすい5個入りBOXも制作し、“自分用”にも“ギフト用”にも選びやすいラインナップへと整えています。

デザイン言語:墨色×白色×黒
ブランドの世界観は「墨色×白色×黒」を基調に、シンプルでモダンに。
和の品格と“今っぽさ”のバランスを整えました。