事例紹介CASE STUDY

楚々The ZEN

概要

代官山「楚々」を、コロナ禍後の時代感に合わせてリニューアルするプロジェクトをプロデュースしました。
新コンセプトは「禅 & メディテーション」。楚々 The ZENとして、食を通じて“禅の心=無の心”へと整っていく、冥想的な空間体験を設計しています。

自分と向き合える静かな場で、無心で団子を焼き、お茶を点てる。
忙しい日常の中で心を浄化し、フラットな自分に戻るための——小さなリセットボタンのような店舗へとアップデートしました。

「楚々」が受け継いできた日本の味わいと、五感で感じる体験価値はそのままに。
時代の変化に寄り添う形へと、ブランドと店舗の在り方を再構築しました。

コンセプト

「禅 & メディテーション」をコンセプトに、情報過多・ストレス過多な現代において重要視されるマインドフルネスを、“食”の体験から届ける店舗づくりを行いました。

楚々 The ZENは、禅の心・無の心へと導く冥想的な空間(メディテーション空間)。

静かな場で自分と向き合い、無心で団子を焼き、お茶を点てる——その所作を通じて心を浄化し、フラットな状態へ戻していく。そんな小さなリセットボタンのような場所を目指しました。

忙しない日常の中で、食事や一杯のお茶を味わう数分間を「日常のリセット時間」へ。
疲れていてもここに来ると、静かに自分に戻れる。
楚々 The ZENは、心の拠り所となる店です。
日本の味わいを五感で感じながら、ゆっくりと自分と向き合う時間を過ごせるお店です。

店舗内装設計

「禅 & メディテーション」の世界観を空間で体現するため、既存の楚々が持つ和の品格は崩さずに、全体のトーンを落とした和モダンへと再設計しました。

壁面は暗めの色へ変更し、空間全体をダークで無機質な質感に整えることで、視界に入る情報量を抑え、心が静かに“内側へ向かう”環境を演出しています。

また、一人の時間を丁寧に過ごせるよう、パーテーションを細かく設け、一人席/並び席を中心としたレイアウトに。
ベンチシートは黒の畳を用いて一列に設計し直し、団子を焼き、お茶を点てる所作に自然と集中できる、メディテーション空間としての居心地を高めました

メニュー

お一人の時間をゆっくり味わえるよう、メニュー構成も“整う食体験”として再設計しました。

籠盛り定食を中心に、楚々時代から人気の焼き団子やお点前セットは、器や見せ方を店内の世界観と調和するようリニューアル。所作や食の見せ方や余白まで含めて、静かに自分と向き合える時間を支えます。

また、軽やかに満たされる選択肢として、おにぎりとだしいなり寿司を組み合わせたセットメニューを新たに展開。
さらに、長崎県・五島列島の「五島うどん」を使ったメニューも開発し、日本の味わいを五感で楽しめるラインナップへとアップデートしました。